理事長 伊藤 正俊
社会福祉法人『浄風園』は、昭和7年・江戸初期の頃、中野郷が江古田村として誕生した場所に創立しました。
現在中野区の人口は34万を超え、人口密度22,122/㎢は東京都でも指折りの住宅密集地区です。当法人のあるところは、練馬区にも隣接し近隣は病院の〝集落〟でもあります。
浄風園は医療事業と介護事業の二つの分野からなり、一般診療科をもつ中野江古田病院と特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)・江古田ケアマネジメントセンター・浄風園ショートステイなどの福祉施設を有しています。
浄風園の浄風とは、中国の景教(キリスト教)の聖書に示された「聖霊なる」の言葉に由来するもので、創業者加藤三郎がこれに因んだ名称で始めました。
日本は超高齢社会を迎え、今や医療、介護、福祉の将来も不透明であると言わざると得ません。その様な中で地域のニーズに答え、貢献していくには地域の方々に信頼される施設と人作りが重要な課題であると考えています。
人間性豊かで、質の高い医療介護の知識と専門技術を身につけた職員が一丸となり対応してまいりたいと思っております。
どうか皆様方のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
風は己がままに吹く、
汝その声を聞けども何処より来たり何処へいくを知らず、
全て霊によりて生きるる者も此のごとし。
浄風叢書より